貝灰
貝灰の存在も認めるとすれば、その生産はあえて石灰岩原石の所在地にこだわる必要はなく、その産額はさらに多くを見込めることになるでしょう。
鎌倉時代までに石灰の使用の著増した背景に、以上のような貝灰を含む生産量の増加のあったことを見逃すことはできません。
とはいえ、それ故にすべての建築の外壁リフォームに白垂上塗が施されたとするのは早計です。
なぜならぽ、その補助材料として麻または紙(いずれも蔀)、及び米(糊料)を使用しなければならない事情は、古代以来、依然として変っていなかったからです。
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